信長の城下で、雑誌を読みふける午後——清須市立図書館
蔵書約15万冊・2012年開館。清洲城や朝日遺跡を擁する歴史の街に、子育て世代と静かに過ごしたい大人の両方が集まる図書館。キリンビール工場にちなんだ名物ビール棚も見逃せない。

※画像はAIによる外観イメージです。実際とは異なります。
信長の城下町に根付く、静かな図書館
清須市は信長が天下布武への第一歩を踏み出した城下町であり、弥生時代の朝日遺跡を擁する発掘の街でもある。そんな歴史の重さを持つまちに、2012年に開館した清須市立図書館は静かに息づいている。
子育てと静寂が、不思議と共存している
図書館の隣には公園があり、子どもたちが大きめの三輪車に乗り回し、家族が日陰でお弁当を広げている——そんな穏やかな光景が窓越しに見える。1階には子ども向けのエリアが充実しており、清須市の子育てへの力の入れ方が伝わってくる。
一方で館内は静かで、勉強している人も少なく落ち着いた雰囲気だ。雑誌コーナーで何冊も読み込んでいたら、気づけばすっかり長居してしまっていた——そんな居心地の良さがある。
錦鯉を眺めながら読む、交流テラス
1階の交流テラスは、ガラス張りの明るい空間に新聞・雑誌・文庫本が並ぶ、カフェのようなくつろぎのスペースだ。建物の間に設けられた池には錦鯉が泳いでおり、その優雅な姿を眺めながら読書ができる。館内でいちばんの憩いのスポットといっても過言ではない。
日本一ビールに詳しくなれる図書館
清須市立図書館には、他ではなかなかお目にかかれない名物がある。**「日本一ビールに詳しくなるための図書コーナー」**だ。
市内にキリンビール名古屋工場があることにちなんだこのコーナーには、ビールの歴史・醸造技術・カルチャー・おつまみレシピ本、さらにはキリンビールの社員が書いた社内報のような読み物まで揃っている。図書館でビールの知識を仕入れてから、そのままキリン工場見学・試飲へ——という黄金コースが清須では成立する。
図書館内に資料館、清須の歴史がそこにある
見逃せないのが、図書館内に併設された清須市歴史資料展示室だ。清洲城下町遺跡や朝日遺跡から発掘された土器、過去の水害・地震の記録、古文書まで——清須の原始から現代までの歴史がコンパクトにまとめられている。入場無料で図書館利用のついでに立ち寄れる。発掘好き・歴史好きにはたまらない空間だ。
駐車場は裏側に注意
駐車場は2か所あるが、裏側の駐車場は17時に閉鎖される。夕方以降の来館は必ず表側の駐車場を使うようにしたい。閉館後に車が出せなくなるという事態だけは避けたいところだ。
基本情報
| 項目 | 内容 | |---|---| | 住所 | 愛知県清須市春日夢の森1番地 | | 開館時間 | 10:00〜19:00 | | 休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、月末最終日、年末年始(12/29〜1/3)、特別整理期間 | | 蔵書数 | 約15万冊 | | Wi-Fi | なし | | 電源 | なし | | 駐車場 | あり(2か所・裏側は17時閉鎖に注意) | | アクセス | 名鉄新清洲駅より徒歩約15分 | | 公式サイト | 清須市立図書館 |
こんな人におすすめ
- 静かにゆっくり雑誌・本を読みたい人
- 子ども連れで半日過ごしたい家族
- 清洲城・朝日遺跡と組み合わせて歴史を堪能したい人
- キリンビール工場見学とセットで清須を楽しみたい人
- 発掘・考古学に興味がある人
周辺スポット
朝日遺跡(清須市朝日遺跡ミュージアム)
弥生時代の大規模集落跡として国の史跡に指定されている朝日遺跡。出土品や当時の生活を体験できるミュージアムも併設されており、発掘好きにはたまらないスポット。
Google Mapsで見る ›キリンビール名古屋工場
図書館のビール棚の由来となったキリンビールの工場。見学ツアーでは醸造工程を間近で見学でき、試飲も楽しめる。図書館でビールの知識を仕入れてから工場へ——という贅沢なコースが作れる。
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